Webサイトはスマートフォン、タブレットの普及により、家や職場のみに限らず「どこでも」「いつでも」サイトをみることが可能になり、アクセス数が増加しています。
ケータイが普及して久しい昨今、日本の携帯電話契約人口は1億1000万人を超え、普及率は約90%に及び、ケータイを「2台持ち」する人もめずらしくなくなりました。今までケータイ電話といえば、折り畳み式などのいわゆる「ガラパゴスケータイ」が主流でしたが、2007年のiPhone登場により注目を浴び始めたスマートフォンと呼ばれる「タッチパネル式ケータイ」はその操作性やパソコン並みの高機能とアプリケーションストアが個人需要に火をつけ、近年すさまじいスピードで普及率を伸ばしています。総務省の平成24年版情報通信白書によると、2015年度のスマートフォン世界市場は50%を超え、2台に1台がスマートフォンという時代になるであろうと予測しています。
スマートフォンの購入の動機1位は「PCのホームページを閲覧できること」があげられていること(マクロミル2011年調べ)から、購入者はもっと手軽にいつでも情報を手に入れたいと考えていることが予測できます。
PCと比較してもスマートフォンは、2012年の出荷台数で大きく上回っています。数年前からの市場予測の通り、今後スマートフォンからのホームページへのアクセスは増加を続けることになるでしょう。
画面サイズがPCサイトより、1/3~1/4になってしまうため、小さい画像や文字が見づらい。
「光回線」に比べ遅い回線を使用する機会が多く、表示に時間がかかる。
マウスと違い、指でタップするため小さいリンクボタンを押しづらい。
iPhoneなど一部機種でFlashが表示できない。
スマートフォン専用サイトとレスポンシブレイアウト
スマートフォン用のデザインを最適化する方法としては、PCサイトとは独立した「スマートフォン専用サイト」を作成する方法と、PCサイト、タブレット、スマートフォンごとにデザインを切り替える「レスポンシブレイアウト」という2つの方法があります。 どちらもメリット・デメリットがありますので、サイトの内容や運用コストに至るまでしっかりとご説明させていただいた上でお客様に最適なご提案をさせていただきます。
スマートフォン用に、専用のサイトを制作します。
PCでアクセスしたユーザーにはPCサイトへ。スマートフォンでアクセスしたユーザーにはスマホサイトへと、アクセスしたデバイスに合わせて専用サイトへと導きます。PCとは完全に独立させたサイトを制作するので、現在PCサイトのみをお持ちのお客様でも、新たにスマホサイトのみ追加制作することもできます。
- ※スマートフォンでアクセスすると、自動的にスマートフォン専用サイトのURLへ移動します。
メリット
- スマートフォンに合わせた画像サイズを使用でき、表示速度が早い。
- コンテンツを必要に応じて削除、追加できる。
デメリット
- PCサイトとは別々のファイルのため、更新が2回必要。
- 別サイト制作のため、追加コストがかかる。
ひとつのサイトを、各デバイス(PC/タブレット/スマートフォン)ごとに合わせたレイアウトに切り替えて表示させる方法です。
各デバイス共通のサイトを同時に制作していきますので、新規サイト制作または、リニューアルの際に適した制作方法です。
PCレイアウトで表示
タブレットレイアウトで表示
スマホレイアウトで表示
メリット
- 同じファイルを読み込むため、更新が一度で済む。
- URLが変わらないため統一感がある。
- 開発コストが低い。
デメリット
- PCと同じ画像を読み込むため、表示速度が遅い。
スマートフォン対応の実績抜粋